いよいよNFL2019が開幕、パッカーズが勝利しましたね
しかし、全く関係のないテーマの記事。しかもやや煽情的なタイトルだが、ようはゲームにおいてキッカーのバリューが何で決まるのかというお話(推測なので実際の仕様と異なることがある)
長いので結論を先に書いておくと、(NFL Manager 2019では)強いチームに所属しXPも稼げるキッカーが優れたキッカーである
比較するのはスティーブン・ゴストコウスキー(Stephen Gostkowski)ジャスティン・タッカー(Justin Tucker)の2018年シーズンの成績。2018年のゲーム内バリュー(NFL+(Efficiency)の所)はゴストコウスキー31.13とタッカー25.62でゴストコウスキーが高い


次に実際の成績をNFL公式より抜粋して比較してみる。キッカーの成績に関係するのは主にフィールドゴール(FG)とエクストラポイント(XP)
タッカーのほうがFG成功数が多く(8ゴール差)、成功率が高い(6%)、特に長い距離、50yを超えるFGの成功率(31%差)では大きな差をつけている。これだけ見るとタッカーのほうが優れたキッカーに思える一方でゴストコウスキーはXPの成功数がとても高い(13差)。成功率はそれほど差がないのでゴストコウスキーはより多くのXPを蹴る機会があったという事だろう
次にゲーム内バリューの算定方法を推測する。選手の選択画面で成績の棒グラフを押すと具体的な数値を見ることができる(タッカーは自チームなので見切れた)


計算式は明らかにされていないので、公式のスタッツから逆算して推定している。プレーオフ進出選手は推計した数値がシーズン成績と合わないが、Week単位のバリュー計算やレギュラーシーズンのみチームの選手では推計値と一致する
要点はFGの距離は一切考慮しないという事、チームの勝率が大きい事、トータルパフォーマンスに関してはさらに補正があるっぽい事(プレーオフ関連なのか、これのおかげかNE選手は大体強い)
またXp成功係数も3と低くないので、チームの勝率とオフェンス力が大事ということになるのではないかと思う。この辺りを踏まえてチームのキッカーを誰にするか考えてみるとよいかもしれない
しかし、全く関係のないテーマの記事。しかもやや煽情的なタイトルだが、ようはゲームにおいてキッカーのバリューが何で決まるのかというお話(推測なので実際の仕様と異なることがある)
長いので結論を先に書いておくと、(NFL Manager 2019では)強いチームに所属しXPも稼げるキッカーが優れたキッカーである
比較するのはスティーブン・ゴストコウスキー(Stephen Gostkowski)ジャスティン・タッカー(Justin Tucker)の2018年シーズンの成績。2018年のゲーム内バリュー(NFL+(Efficiency)の所)はゴストコウスキー31.13とタッカー25.62でゴストコウスキーが高い


次に実際の成績をNFL公式より抜粋して比較してみる。キッカーの成績に関係するのは主にフィールドゴール(FG)とエクストラポイント(XP)
項目 | ゴストコウスキー | タッカー | |
---|---|---|---|
プレーオフ含むチーム勝率(勝-敗) | 73%(14-5) | 58%(10-7) | |
フィールドゴール | 全FG成功数 | 27 | 35 |
全FG挑戦数 | 32 | 39 | |
全FG失敗数 | 5 | 4 | |
成功確率 | 84% | 90% | |
blk | 0 | 2 | |
20-29ヤードの成功確率(成功/挑戦) | 100%(11/11) | 100%(12/12) | |
30-39ヤードの成功確率(成功/挑戦) | 100%(10/10) | 100%(9/9) | |
40-49ヤードの成功確率(成功/挑戦) | 67%(4/6) | 82%(9/11) | |
50ヤード超の成功確率(成功/挑戦) | 40%(2/5) | 71%(5/7) | |
エクストラポイント | XP成功数 | 49 | 36 |
XP挑戦数 | 50 | 37 | |
XP失敗数 | 1 | 1 | |
成功確率 | 98% | 97% | |
blk | 0 | 0 |
タッカーのほうがFG成功数が多く(8ゴール差)、成功率が高い(6%)、特に長い距離、50yを超えるFGの成功率(31%差)では大きな差をつけている。これだけ見るとタッカーのほうが優れたキッカーに思える一方でゴストコウスキーはXPの成功数がとても高い(13差)。成功率はそれほど差がないのでゴストコウスキーはより多くのXPを蹴る機会があったという事だろう
次にゲーム内バリューの算定方法を推測する。選手の選択画面で成績の棒グラフを押すと具体的な数値を見ることができる(タッカーは自チームなので見切れた)


計算式は明らかにされていないので、公式のスタッツから逆算して推定している。プレーオフ進出選手は推計した数値がシーズン成績と合わないが、Week単位のバリュー計算やレギュラーシーズンのみチームの選手では推計値と一致する
ゴストコウスキー | タッカー | 推定バリュー換算式 | ゴストコウスキー | タッカー | ||
---|---|---|---|---|---|---|
win | チーム勝率 | 0.73 | 0.588 | (win) x (10) | 7.37 | 5.88 |
FG | 1試合当たりのFG数 | 1.68 | 2.12 | (FG) x (6) | 10.11 | 12.71 |
FGm | 1試合当たりのFG失敗数 | 0.32 | 0.29 | -(FGm) | -0.32 | -0.29 |
Xp | 1試合当たりのXP数 | 3.11 | 2.24 | (Xp) x (3) | 9.32 | 6.71 |
Xpm | 1試合当たりのXP失敗数 | 0.05 | 0.06 | -(xp)/2 | -0.03 | -0.03 |
合計 | 26.45 | 24.98 | ||||
トータルパフォーマンスにかかる謎の補正(おそらくプレーオフ関連?) | ||||||
Total Performance | 31.13 | 25.62 |
要点はFGの距離は一切考慮しないという事、チームの勝率が大きい事、トータルパフォーマンスに関してはさらに補正があるっぽい事(プレーオフ関連なのか、これのおかげかNE選手は大体強い)
またXp成功係数も3と低くないので、チームの勝率とオフェンス力が大事ということになるのではないかと思う。この辺りを踏まえてチームのキッカーを誰にするか考えてみるとよいかもしれない
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